バームクーヘンエンドを迎えたいジャニタレ決定戦
私は月に数回仕事でただ席に座っているだけの日がある。
この日は本当にすることがなく、椅子に座って時間が過ぎていくのを待つだけだ。
何もすることのない私はいつも決まって自担のことを考えている。「今日は何のお仕事してるのかなー」「忘れ物はしてないかなー」とか。・・ヒマかよ。ヒマだよ。
そんなことも考えつくしたある日、私は脳内で【第１回バームクーヘンエンドを迎えたいジャニーズ決定戦】を開催したのである。
主催者、私。審査員長、私。参加者、私。・・ヒマかよ。ヒマだよ。
では、そんなリンカーンもビックリな私の私による私のためのしょうもないグランプリの結果をご紹介したいと思う。
まずは【バームクーヘンエンド】の意味について説明しておこう。
バウムクーヘンエンドとは
自他共に認める仲のいい２人組の片割れが、物語の中で他の相手と結ばれることを指す。
バウムクーヘンエンドというネーミングは
「非常に仲がよく、周囲からも『あいつら仲いいよな』『付き合ってんじゃねぇの？』などと言われているような２人組の片割れが結婚し、もうひとりが披露宴でのスピーチを頼まれ、笑いまで取ったりして如才なくこなした後に、家に帰って１人で引き出物のバウムクーヘンを食べる」
というエピソードに由来している。
何か具体的な元ネタとなる作品があるわけではない点に注意。
・・なんとなく分かったような。分からないような。
ジャニヲタに分かりやすく説明すれば、プロポーズ大作戦のケンゾーと礼。
二人の関係性もさることながら、結婚式でスピーチまでしてくれちゃってる典型的なバームクーヘンエンド。まるでお手本。しかもジャニヲタに説明しやすい。さすが山Ｐ。人類のキセキ。
ではバームクーヘンエンドの意味も分かっていただいた所で、いざ！
１０位 五関晃一
友達に「アンタいつも五関くんと２人のとき何話てんの？五関くんミステリアスすぎじゃない？」とか言われがち。
仲はいいけど、なんで仲良しなのかは自分でも分かんない。たぶん相性がいい。
「別に付き合ってるわけじゃないけど、まぁ五関と結婚したら幸せになれるだろうな」とかぼんやり考えてたのに、突然「おれ、結婚するから」とか言ってきてビックリしちゃう。
仲良しな間柄でも、やっぱりミステリアスな五関くん。
９位 相葉雅紀
近所のお兄さんで、いつもニコニコ話を聞いてくれる相葉ちゃんがずっと好きで。
でも相葉ちゃんは誰にでも優しいから・・って躊躇している間に、相葉ちゃんはほわほわした可愛らしい他校の女の子と付き合い始めちゃって落ち込んじゃう。
そりゃね、相葉ちゃんにとっては可愛い妹でしかないんだろうけど！
そして女の子を大切にしてる相葉ちゃんは何年も付き合い続けて、そのままその子と結婚しちゃうんだ。自分に入る隙なんかなくて、でもやっぱり相葉ちゃんが好きで仕方ないんだ。
結婚式終わり家に帰ってきて、玄関を閉めた瞬間に立ったままそっと泣きたい。
８位 平野紫耀
小学校のときに隣の席になったのがきっかけで仲良くなって、そのまま中学も高校もずっと一緒。そして、ずっと片思い。だから紫耀くんの言ってることとか考えてることが分かる。そのせいで周りから「専属通訳」とか言われてるんだけど、満更でもなくて。なのに肝心の紫耀くんは端正な顔立ちとその不思議な雰囲気のためにモテモテで、色んな女の子と遊びまくってるんだよ～！クズかよ～～～～～！！！！(※あくまでも空想のお話です)
そんな紫耀くんを一番近い所でハラハラしながら見守ってるんだけど、ある時突然に紫耀くんは出来ちゃった結婚しちゃうんだ。しかも、なんかよく分かんない女の子と。
「紫耀のバカ！！！バカバカバカバカ！！！！！紫耀なんか、嫌い！！！！！・・・・うそ、好き・・うっ・・・」って暗い部屋で一日泣き明かしたい。辛い。クズなのに好きなんだもん、仕方ないよね(※あくまでも空想のry)
７位 藤原丈一郎
学年の人気者の丈に思いを寄せている女の子はいっぱいいて。そんな私も例に漏れず丈のことが好きなんだけど、素直になれないからつい可愛らしくない返しをしがち。サークルも一緒の丈とはいつも二人でやいやい言い合ってるから、みんなから「夫婦」って呼ばれてるし、後輩は私たちのことをカップルって勘違いしてるし、なんかもう色々と嬉しい反面ショックで！！！
夏休み明け、校内で見かけた丈は小さくて可愛らしい後輩の女の子と歩いてて。夏に彼女作るとか丈さんマジでイケＤＤすぎｨ・・！案件なんだけど、ショックを隠し切れない私は講義サボって購買で買ったバームクーヘンを泣きながら自棄食いする。
なんか丈選んだの、こみかみ先生(@___milmal)の妄想に影響受けてる気がするｗｗｗｗｗ
６位 松崎祐介
会社の同期で、同じ課のザキさん。課内の人気者で誰にでも優しいザキさん。女子どころか男子人気が高いザキさん。
入社した時からいつも一緒だし、毎日ランチしてるし、先輩たちにはコンビって呼ばれてるし、何度も何度も二人きりで夜遅くまで残業したりもして。遅くなると必ずお家まで送ってくれるザキさんを好きになるしかない。だって仕事でミスして落ち込んでたら、自販機で甘い甘いイチゴミルクを買ってくれて慰めてくれるし、飲み会で酔った上司に絡まれそうなところを助けてくれるんだぜ？？？そりゃ誰だって好きになるよね。仕方ないよね。
でも知ってるんだ。ザキさんは隣の課の美人の先輩に思いを寄せてることを。いつも見てるからね、ザキさんのこと。いつも一緒にいるからね、ザキさんと。
不器用ながらも先輩に一生懸命アプローチするザキさんを応援するんだけど、２人
付き合うことになったらやっぱり泣いちゃう。
でもそんな私を気遣って隣の課の辰巳くんが呑みに連れてってくれるから、私は強く生きるねｯ☆
５位 藤井流星
ごめん。どうしても自担は入れたかったんだ・・
いや、あんな絶世のイケメンに恋をするなんておこがましいけど、入れたかったんだから仕方ない。
流星くんとはお互いのママが学生時代からの親友で、お家も近い、いわゆる幼馴染。
幼稚園のころとかはお互いのママが交代でお迎えに来てくれてお手て繋いで帰るのが当たり前だったし、もちろん小中も同じだったし、すごく仲良しなんだけど大きくなるにつれて学校で話す機会も減っちゃう。悲しいね。持ち前の顔面力でモテまくる流星くんだけどお家とか近所で会うと、優しくてどこか抜けてる所は昔のままで安心しちゃう。ナチュラルボーンイケメン。
流星くんのことが好きだって気づいてもスクールカースト最上位の彼に告白する勇気なんてない。うわん！！！
結局流星くんは北川景子似の美人と結婚するから妙に納得する。だから諦めもつく。
招待された結婚式中も披露宴中も我慢してたのに流星ママに「本当はお嫁に来てほしかったんよ」って言われて泣いちゃう。
さらに追い打ちをかけるように二次会で流星くんが「お前は特別な存在やから」って微笑んでくるから、お家帰ってからドレスのまま泣いちゃう。
ひぃいいいいい格好よすぎかよ！！！！
４位 村上信五
地元のツレ枠。３馬鹿と４人で一緒にいることが多い。なんていう逆ハー。
信五ってコミュニケーションおばけだから頭ぐしゃぐしゃしてきたり、肩組んだりしてきて、気付いたら片思いパターン。
「あんなガサツな奴を好きな自分を殴りたい」って横山さんに毎日言ってる。「もうええわ」って言いながらも聞いてくれてる横山さん。優しいね。
ある時いつもの溜まり場に行ったら信五がいなくて「あれ？ひなは？」って聞いたら「あーあいつ彼女とデート」ってすばるが答えるから、横山さんが狼狽えちゃう。
彼女出来たんだ・・・
後日紹介された彼女は女の自分が見ても守ってあげたくなるような可愛い女の子で、そのままゴールインする２人。
で、披露宴の余興でヨコすばと漫才させられる。しんどいわ。
三次会で呑み過ぎたせいもあって、帰り道立ち寄った公園でわんわん泣いちゃう。今更どうにか出来るなんてこれっぽちも思ってないけど、いい結婚式で二人とも幸せそうだったからやっぱり泣いちゃう。
「まぁ頑張れって」って内容のないアドバイスをくれる横山さんと、泣いて口の中カラカラなのに「とりあえずコレ食えって」って引き出物のバームクーヘン口に突っ込んでくるすばるがいるから、まぁ寂しくないかな。
３位 桐山照史
みんなのリア恋枠♡こと照史くん。
中学が同じで仲良くなったけど、高校は別々になって、大学で再会する。
専攻もゼミも一緒で授業も二人で受けてることが多いから付き合ってるって勘違いされがち。
仲良くなる人みんなに「え！付き合ってるんだと思ってた！」って言われるからその度にやんわり否定してるのに、照史くんが「や、俺は別に付き合ってもいいねんけどな」って冗談で答えるから、そこからめちゃくちゃ意識してしまう。
照史くんとは気が合うから映画にもショッピングにも行くんだけど、ある時いつものように話してたら急に真面目な顔して「彼女が出来そうやねん」って話し始める。後々共通の友人である淳太くんから「照史、言うのめっちゃ悩んでたで(笑)」って聞かされる。泣きたい。
結婚式にも呼んでもらって、ブーケトスも受け取っちゃって、楽しかったけど辛くて。
帰り道、淳太くんが「無理すんなよ。照史の代わりにはなってあげられへんけど、慰めてあげるから」って言うから泣いちゃう。びーびー泣いちゃう。
凹んだときはいつも照史くんがお腹よじれるくらい笑わせてくれたことを思い出してやっぱり泣いちゃう。
２位 井ノ原快彦
私の理想の旦那様♡
同じ団地で育ったイノッチは悪友で、しょっちゅうイタズラしてる。
ターゲットは主に長野くんと岡田くん。
休み時間寝てる岡田くんの口元にパン持ってって「ちょｗｗ食ってる」「ラクダかよｗｗ」とか言って遊んじゃう。
長野くんは何しても怒らないから「俺、長野くんと結婚する！」「私も！」とか言ってふざけてるけど、本当はイノッチのことが好きで仕方ない。
ある日駅前で他校の女の子とデートしてるところを目撃してしまう。
１か月前から付き合ってたらしいけど、周りのみんなは黙っててくれたらしい。優しいね。
それでもイノッチは優しいし、一緒にバカしてくれるから好きな気持ちは変わらなくて辛い。
結婚式のイノッチは幸せそうで「あー私も頑張らないとな・・」って思ってるところに「残念だったな」「イノッチのこと好きだったのにね～！」ってデリカシーなく言ってくる剛健。うるさい！あとから坂本くんに怒られちゃえ！！！
１位 重岡大毅
マイベストオブバームクーメン。重岡くんしかいない。もう君以外愛せない・・！
重岡くんはいわゆる腐れ縁。好きとかいう感情以前に隣にいるのが当たり前の存在で、周りからチャチャ入れられるたびに２人で「「ちがうって！！」」ってシンクロして否定してしまう。
だいきゃんスマイル全開でいつもニコニコしてる重岡くんだけど、自分には弱みを見せてくれるし、逆に落ち込んでる時は励ましてくれる。そりゃ友達の神ちゃんも「ええ感じやと思うねんけどな～付き合うのとか考えられへんの？」って聞いてくるわけだ。
友人として重岡くんの隣にいることが心地よすぎて、その関係を壊したくないが故に恋愛感情は考えないようにしてるけど、ある時ナンパされて困ってるところを助けてくれた重岡くんに「お前気ぃつけろや。女の子なんやし・・」って怒られてキュンときちゃう。そうなったらあとは転がり落ちるように好きになるだけ・・！
でも今まで散々「しげと付き合うとかないわ～」って断言してた手前、好きって言えない。言えないよ～きみが～好きなんて～あぁ、知～って～欲しいけど～♪…そんな気分。エディ*1の気持ちが痛いほどわかる。
久々の仲間内での飲み会に遅れて行ったら重岡くんの隣には小動物みたいな黒髪で可愛い女の子が座ってて「誰かな？」って思ってたら神ちゃんが苦笑いを浮かべてこっち見てくるから、彼女だって気付いてしまう。つらい。
重岡くんはこっちの気持ちを知ってか知らずか、結婚式のスピーチとか頼んでくる。いくら神ちゃんが余興組やからって、そんな・・鬼畜かょ・・・
スピーチはうまくいったし、余興もよかったし、いい式だけど、あまりに辛くて泣く。
お家に帰ってもまだまだ泣く。
自分の指定席だった重岡くんの隣はもう奥さんのもので、そのやるせなさに泣く。
奥さんがチョイスしたであろう引き出物のバームクーヘンは甘くて、ぽっかり開いた穴も、全部重岡くんみたいだね。かなしきかな。
なんか私のバームクーメンを紹介するというより、残念な妄想を垂れ流しただけみたいな・・・いや、書いてるうちにどんどん盛り上がってしまって・・つい、うっかり・・お目汚し失礼いたしました。
とにかく私は重岡くんに対していつも【ベストオブバームクーメン】の心のプラカードを掲げてる。それくらい彼にはピッタリな称号だと思っている。
でも私が知らないだけで、もっと素敵なバームクーメンがいるかもしれない。
・・いや、絶対いる。
みなさんのバームクーメンも気になるので、是非ともお教えいただきたいと思う。
*1:舞台『ブラッドブラザース』での神ちゃんの役名
