青い月が見てるから

立てば芍薬 座れば牡丹 君の姿は流れる星

人生を変える 今日がその日になるような そんな気がしてる

レンタル救世主に出演する前から、流星くんは私にとって救世主だった。


ヒーローじゃなくて、まさに救世主。
そんな言葉がぴったりだ。


私が流星くんを好きになった5年前、その頃とある病気を患っていてすこぶる体調が悪かった。
騙し騙し仕事をして、その上突然言い渡された時期外れの異動と管理職をなんとかかんとかこなす毎日。
それも結局上手くいかなくて、結局私は仕事を辞めた。
その頃に巡り会ったのが流星くんだった。





担当を好きになったきっかけが私にはない。


よく好きになったきっかけを聞かれることがあるが、その度に「それがよく分からなくて」と答えた。なんとも面白みのない回答だ。
ちなみにWESTVグッズのプロフィール帳にある設問には「流星くんの圧倒的顔面力」と書いている。
まぁ間違いではない。間違ってはいないが、どうもしっくりこない。
私だって「~のドラマを見て」とか「歌番組の~という表情に落ちて」とか「友達に誘われて行ったコンサートでファンサもらって」とか言いたい。
言いたいが、本当にきっかけというきっかけがない。
どんなに思い返してみても何も思い出せない。
ここまでくると覚えていないわけではなくて、本当にきっかけなどないのだと思う。

私はある日突然相方ちゃんに「藤井流星が好き」と言った。

その時のことは昨日のことのように今でも鮮明に覚えている。
当時は関ジャニ∞にしか興味がなかった私のあまりに突然すぎる発言に、相方ちゃんは驚いていた。
もちろん私も驚いた。

「え、なんで藤井流星……?」

みたいなことを自分でも思った。
だってその頃何の流星くんを見たのかすら記憶になかったからだ。
しかしながらそこで口に出した瞬間から私は流星くんを意識するようになったし、見れば見るほど「あ~これは好きですね」という思いを強めた。


その発言をしたのが5年前の3月9日。
その月の終わり、3月31日に仕事を辞めた私はしばらく養生のためニート生活をすることになった。
そしてジャニーズWESTがデビューして、流星くんのアゲイン!が決まって、ニート生活で時間を持て余しまくった私はあれよあれよという間に流星くんに夢中になった。
あまりに流星くんが好きすぎて、とにかく流星くんのことばかりを考えていた。
そのうちに体調もよくなり、身体的にも精神的にもかなり落ち着いていった。

好きになったタイミングもあり、あの頃を乗り越えられたのは流星くんのおかげだと思っている。
そして運命厨の私はあのタイミングで流星くんを好きになったことに運命的なもの感じてしまう。

彗星の如く現れた流星くんに私は本当に救われた。

好きになったきっかけははっきりとはないが、私が流星くんのことを好きになったことには意味があったと思う。

ちょうどそんな話を先日相方ちゃんにしたところ、「本当にそうやと思う。流星に出会ってからの恵梨ちゃんはずっと生き生きしてるで!」とお墨付きをもらった。
15年ちかく私を間近で見ている相方ちゃんが言うのだからきっとそうなのだろう。
さらに「流星を好きになってからの恵梨ちゃんは出会ってから一番元気!細胞が弾けてる!!」と続いたときは思わず笑ってしまったが、傍から見てそうなのだから流星くんのエネルギーは本当にすごい。


あの頃から今日までの活力は間違いなく流星くんで、これからもきっと流星くんなのだと思う。


今日で藤井担になって5年目に突入する。


今年も無事に進級です。おめでとうございます。




私の救世主、藤井流星くん。
また一年よろしくお願いします。