青い月が見てるから

立てば芍薬 座れば牡丹 君の姿は流れる星

少年たちと関ジュくんのお話。

少年たち2015大阪公演、お疲れ様でした。

 

今回私はご縁があって、2公演も観劇することが出来た。

関ジュを目的として松竹座を訪れたのは2007年の夏松竹以来8年ぶりだった。

奇しくもその公演は関ジャニ∞が松竹座を卒業してから初めての関ジュだけの夏松竹であり、今年の少年たちは過去何年も関ジュを引っ張て来た人たちが卒業してから初めての夏松竹であることに何か運命的なものを感じずにはいられなかった。

 

 

私は今のジャニーズWESTが先頭に立って活動していた頃の関ジュはほとんど知らない。

彼らの活躍をこの目で見てこなかった。

知らなかったわけではもちろんないし、興味がなかったわけでもない。

意図的に見ようとしてこなかった。

8年前は好きだったし、応援していた。

雑誌もチェックしていたし、ラジオも聴いていた(もぎ関や男前が続いてることにビックリした)。

雑誌にも載らないような無所の顔と名前も一致していた。

照史が好きでうちわを持って松竹座や城ホに入ったりもした。

エイトのライブで淳太のうちわを持ったこともそういえばあった。

それくらい関ジュが好きだった。

そんな私はあるきっかけで2008年のあけおめ以降、関ジュの現場には行かなくなった。意地でも彼らを見ないようにした。

意識的に興味を持たないように目を背けた頃にちょうど行われたエイトのツアーには関ジュがいなかったことや、さらにその後に私がエイトからも離れたことでそのまま関ジュを応援するという意識が私の中から消えた。

 

去年流星くんを好きになって、過去のライブや舞台の話を聞いて羨ましいと思ったことは正直ある。

でも「あそこで意地を張らずに、そのまま関ジュを応援してくればよかった」と悔やんだことは一度もなかった。

なのに、今回の少年たちを観劇した後少しだけ応援してこなかったことを後悔した。

そのきっかけはショータイムに歌われた「夢色クロニクル」。

それは、ちょうど私が関ジュを応援していた頃に生まれたBOYSの曲である。

これを聞いた瞬間、昔と同じ振り付けを見た瞬間、私は少しだけ後悔をした。

その理由は私にも分からない。

ただ自担に対しても思わなかった感情を私はあの瞬間感じたのである。

その感情が新鮮で、とても不思議に思ったと同時に、それだけでも少年たちを観に来てよかったと心からそう思った。

 

肝心の舞台は想像以上していた何倍も完成度が高かった。

みんな必死で、メインを張る子たちからはとにかく熱い何かを感じ取ることが出来た。

だいごりんの苦しくて悲しそうな演技には胸が締め付けられる思いになったし、康二の光のない目に次第に力が宿っていく演技にも胸を打たれた。

個人の演技で言えば、今江くんの細かな演技に目がひかれた。

看守長に対する表情が例えお笑いコーナーであっても徹底されていたのが印象的で、つい今江くんの表情を見てしまった。

トータルで見ると、流星(小)くんと丈の星のシーンが好きだった。

全体的にやるせなさや暗さが漂うあのお話の中で、あのシーンは明るくて、どこか希望があって、それがすごく心地よかった。

あとは福井くんがただただ格好良くて、「よーし、全体見るぞ!!」と意気込んでいたのに、1部の後半からはほぼほぼ福井くんに目がいっていたし、2部は福井くんしか見てなかった。

彼のダンスは本当にすごい。しなやかで繊細で、指先にまで神経を研ぎ澄ましているのが分かって、ショータイム中は彼に釘付けだった。

今まで誤魔化していたが、やはり私は彼が好きなようだ・・・もう誤魔化しきれなくなった・・・

とりあえず、福井くんのフォトセください。買わせてください。お願いします!!!!

 

 

今年の夏松竹は色んな意味で関ジュのReスタートなんだろう。

最近ようやく関ジュくんたちの名前を覚えたような私には何も分からないけど、きっとそうなのだと思う。

ここから活躍する子もいれば、かつての重岡くんのようにトップに躍り出る子もいるかもしれない。

みんなにチャンスがある。

チャンスの順番は誰にだってくるのだから。

この夏からの関ジュは新しい物語の始まりで、何が起こるのかは本当に誰にも分らない。

それをこれから見ることが出来るのかと思うとワクワクする。

私が8年前の夏から見続けることが出来なかった関ジュの物語を今度はきちんと見ていければ良いなと思う。

 

 

前述した私が関ジュを追わなくなったきっかけは08年あけおめのエイトメンバーの見学にある意味あるのだが、私が入った少年たち2公演ともジャニーズWESTのメンバーが見学に来たのも何かの縁なのだろう。

今回本当に観劇出来てよかった。

誘ってくれたお友達のみんな、ありがとう。

 

 

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