青い月が見てるから

立てば芍薬 座れば牡丹 君の姿は流れる星

君が笑えば僕は嬉しすぎて泣きそう

今まで当たり前だったものがなにもかも変わってしまった一年だった。

ツアーや現場があって、お友達と遊んだり、旅行や遠征をする。
今までは好きな時に好きなことが出来たのに、今では憚れることばかりだ。
ふとした時に「こんな生活がいつまで続くんだろう」と途方に暮れることも多かったが、割と元気に過ごせたのはやっぱり流星くんのおかげだと思う。
(流星くんに生かされるオタクこと私。)
春頃、まわりのみんながどんどん疲弊していく中で「まぁ流星くんが健やかに過ごせてたらそれだけでいいや~」と私はどこか楽天的だった。
それがいいか悪いかは別として、落ち込まずにいられたのはやはり流星くんの存在が大きかったと思う。

まず4月に放送されたソロラジオ。
ツアーが中止になったことに対して「すごい悔しいけどファンの人の方がもっと悔しいと思うし、テンションも下がったと思うけどそれに負けないコンテンツを作れたらと思ってます」と力強く言い放ち、数か月後に『はんぶんこ』のMVを作ってくれた流星くん。
苦労や陰での努力を語らない流星くんが「あれは本当に大変だったし、やめようかと思った」と吐露したということは、本当に大変な作業だったのだろう。
そんな苦労をして作った『はんぶんこ』MVを見たときは涙が止まらなかった。
流星くんを好きになってよかった、WESTに出会えてよかったと心の底から思った。
何度も何度もあのMVに元気をもらったし、宝物のひとつになった。

そして中止になったツアーも「絶対いつかやるから!状況がどうなってるかは分からんけどいつかは絶対やるから!」と絶対に諦めていなかった流星くんの言葉通り、12月に無観客オンラインライブが開催された。
流星くんがディレクションしたライブは本当に最高で最強だったし、ファンファーストを掲げる流星くんの思いやりに溢れたものだった。
そのライブでも「ドーム絶対いつかやる!」と宣言した流星くんがあまりに格好良くて痺れたし、流星くんが諦めてないものを私が諦めるわけにはいかないのでいつか開催されるドームライブに行くまでは絶対に元気でいたい。

松潤の元で演出を学んだり、嵐のドームライブを裏で見学していたことにも驚かされた。それが本人の口からでもなく、メンバーからのタレコミでもなく、松潤本人から明かされたことが本当に嬉しかったし、誇らしかった。
演出構成についていっぱい勉強しているんだろうなとは思っていたものの、思いがけないエピソードに目を丸くした。
それが形となったドリアイやダブトラ。
なにわの日はあんなにたくさんの人がいる中で構成演出を担当させてもらえたのは本人にとっても学ぶことが多かっただろうし、構成演出をまかせてもらえて嬉しかったことだろう。
ただのオタクである私もWEST以外のオタクに流星くんの凄さを知ってもらえたことも、絶賛するツイートを多く見かけたことも、本当に嬉しかった。
自分が構成演出を担当していることを口に出すこともなく、ニコニコと純粋に楽しんでいたのが流星くんらしくて、ほっこりもした。
松竹座でのドリアイでは松竹座ならではの演出だったり、過去~現在のWESTが詰まっていた。
昔の曲の織り交ぜ方が最高にエモくて、絶妙だった。
押しつけがましいわけでもなく、「どう!?エモいでしょ!?」ってドヤるわけでもなく、その加減がちょうどよかった。
この加減の調節って簡単なように見えて、実は難しいと思う。
(見当違いかもしれないし、素人目だから上手くは言えないが・・)
流星くんの演出は線の消し方がとにかく上手いように感じる。
曲と曲のグラデーションのつけ方というか、なんというか。
上手く言えないのがもどかしいが、よく考えて作り上げられているように思う。
ここまで言っておいて的外れの見解かもしれないが、とにかく私は流星くんの作り上げる世界の心地よさが大好きだ。それだけは胸を張って言える。
本人もディレクションすることが楽しいようだし、重荷にならない程度にこれからもその世界観に触れてみたいと思う。

流星くんを好きになって8年。
色んな流星くんを見てきたはずなのに、それでもこの一年は本当に新たな一面をたくさん見ることが出来た。
憧れだった誕生日公演も、主演舞台も、グローブ座に立つ姿も、ギターを演奏する姿も、この制限の多い中でたくさん見せてもらった。
アルバムの発売やツアーも予定されているし、映画出演もある。
夢の一つであった大きなスクリーンで流星くんを拝める日を想像するだけで胸がいっぱいになる。
それでもまだもっともっと流星くんの活躍が見たい。

流星くんの仕事が決まるたびに「それまでは死ねない」と思ってしまう。(オタクあるある)
そうやって寿命を長らえている。
健康でいられるのも、生きる気力が湧くのも、どれもこれも流星くんのおかげである。
昔に国語の授業で習った「3年峠」のように、流星くんの活躍に転がり続ける毎日。

ごろんごろん。

ごろんごろん。

健やかに、たくましく。

藤井流星くん、
7年目もよろしくお願いします。

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